「ゴリ押し」の語源 日本さかな検定 をお奨め [資格]
強引に物事を進めていくことを 「ゴリ押しする」 といいますが、「ゴリ押し」の語源が、ある魚の漁の仕方からきているんです。
あなたは、「ゴリ」という魚を知っていますか。
9月15日(月)に、京都の鴨川の三条大橋付近で、「ゴリ」の生息数の調査のため、「ガラ曳き」と「ゴリ押し」漁が行われました。
2回の調査で、389匹のゴリを確認出来ました。
●「ゴリ」ってどんな魚
「ゴリ」と呼ばれる魚は、ヨシノボリ類、チチブ類、ウキゴリ類など小型のハゼ類や、カジカ類です。
見た目は、“ハゼ”を思い出してもらえば、ほぼ、そのままです。 吸盤状の腹ひれで、川底にひっつくように生息しています。
地方によって、生息している魚の種類によるのでしょうが、「ゴリ」と呼ばれる対象がちがいます。
高知県、特に四万十川ではハゼ科のチチブの幼魚をゴリと呼びます。
京都市、徳島県などでは、ハゼ科のヨシノボリをゴリを呼んでいるようです。
●「ガラ曳き」、「ゴリ押し」漁とは。
「ガラ曳き」漁とは、高知県の四万十川でおこなわれている漁法。
2月から4月頃に、サザエの殻を荒縄にたくさん吊るして、その荒縄の両端を人や船でガラガラと川底をこすりながら、あらかじめ仕掛けておいた四ッ手網にゴリを追い込んでいきます。
「ゴリ押し」漁とは、両手にわら束を持った多くの人が、横一列になって、川底をわら束をこすらせながら、徐々に、仕掛けておいた網へ半円を描きながら追い込んでいきます。
その際に、「押せ、押せ」と声をかけるのです。
川底にいるゴリを強引に「押せ、押せ」と網のなかへ追い込んでゆくことから、
強引に物事を推し進めることを「ゴリ押し」というようになったのでしょう。
●お奨めしたい資格
ゴリ漁を愛する方、ゴリ漁で生活している方々には、 日本さかな検定(ととけん) をお奨めしたい。
魚に関するさまざまな知識、漁の仕方、魚の調理の仕方、流通の仕組みなど、楽しく学べます。
魚のことがもっと知りたくなってしまうでしょう。
●日本さかな検定の資格を持つ芸能人
安西真実(魚ドル) 1級
渡部建(アンジャッシュ) 3級
2014-09-17 03:10
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0